太極拳とは

本当の太極拳

心と身体を高める最も優れたメソッド

太極拳は踊りではありません。太極拳は武道であり、武術なのです。

古代に人を倒すためであったり、自分を昇華させるための手段として受け継がれてきたものです。合気道のルーツは人を倒すための合気武術であったり、剣道のルーツが日本の武士道の刀からスポーツ化されたのと同じ様に、現代の太極拳も健康を重視した太極拳になっていきました。本来のものから、健康だけを重視した太極拳は次第に、形ばかりを追う踊りのようになってきています。

高齢の方が、ラジオ体操のように、朝の公園で行っている。
だいたい、大方、太極拳に対するイメージがそんなところではないでしょうか。

私がどこの道場をみて、どの指導者と会っても日本ではおおかた健康太極拳。いや、踊り太極拳としての要素が高いなと思いました。
では、踊りではない本当の太極拳(健康太極拳)とは、なんでしょう?

それは、ずばり!気を感じて・流して・練って・高めていく事ができる太極拳です。
ラジオ体操は何年行っても何十年行行っても、身体が少し調子がよくなるぐらいで、本質は全く変わりません。

しかし、太極拳は違います。
本当の太極拳・気功をすればわかりますが、習い始めたばかりは、気はまったくわかりませんが、半年ぐらいすると、どんな人でもだいたい手があったかくなってきたりします。
更に進むとイメージだけで、足や全身に気と血がめぐるようになります。
2年、3年として続けていけばその感覚は更に高まり、はっきりとなり強くなって、身体中の気が高まってきます。

気は元気の元であり、行動力ややる気を高めます。
だから、行動力や精神的に落ち込みやすかった人は、気付いたら別人になっています。
太極拳を習う以上、やはり気を感じて・流して・練って・高めていく練習をしていく事が、太極拳をしている価値が出てくるのです。

ただ踊るだけなら、ダンスやバレエその他のものをやった方が、はるかに健康的です。
太極拳は、気功を高める為の最高に効率のいい、動きをしているからです。
こころと身体を両方使う最も優れたメソッドと言えます。

太極拳の歴史

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太極拳のパワー

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